社会福祉法人円勝会 社会福祉法人円勝会

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make a smile

■中谷衣利

2020年入職
ドリーム甲子園・生活支援員・介護職

できるようになる
チャンスを与えられるように

できるようになるチャンスを与えられるように

中谷衣利

私が携わっているのは、『多機能型障害福祉施設ドリーム甲子園』の中でも「就労継続支援B型」という事業です。 皆さんには馴染みの少ない名称だと思いますが、就労継続支援B型とは、障がいによって企業などに就職することが困難な方に対し、就労機会を提供する事業。そしてその生産活動を通じて、知識と能力の向上に必要な訓練などの障がい福祉サービスを提供しています。私はそこで、ご利用者への作業の説明や最終検品、さらに清掃班としてご利用者が行う清掃作業のサポートも担当しています。
繰り返し作業をしていくうちに、例えば「貼ることができなかったテープを貼れるようになった!」など、ご利用者のできなかったことができるようになったときには、この仕事ならではの喜びを感じています。そのためにも、私自身が手を出し過ぎて、ご利用者のできることを奪ってしまわないように心掛けています。

円勝会は
特別な存在でした!

円勝会は特別な存在でした!

中谷衣利

私がこの就労継続支援B型の施設を就職先に選んだのは、進学した福祉系の高校で、就労支援の実習に参加したことがきっかけ。その時の体験がとても楽しく、「就職するなら就労支援ができる施設へ」と決めていました。「楽しい」というのは、単にワイワイ楽しく作業ができるというだけではありません。ご利用者が様々なことに挑戦し、それができるようになっていく過程に携わることが「楽しい」と感じたんです。
そういった就労支援の施設の中でも、円勝会は特別でした。まず、見学した時の施設の雰囲気がとても明るく楽しそうだったのです。それに、私の地元である兵庫県で、障がい者支援に長く携わってきたこと。この2つの点で他施設とは異なる魅力を感じ、入職を希望しました。

障がい者も同じ
「誰かの頼りにされたい」

"障がい者も同じ「誰かの頼りにされたい」

中谷衣利

日常でもついつい口にしてしまう「頑張って!」という言葉。私もご利用者にこの言葉をかけて励ましていたのですが、ご利用者によっては、それがプレッシャーになることも…。
よりご利用者の気持ちになって考えようと心掛け、こんな言葉をかけるようになりました。「お願いしてもいいかな?」。私自身もそうですが、頼りにされると嬉しくなったり、やる気になったりしませんか? ご利用者も同じだったんです。だけど、言葉にして伝えられない。ときには体調が悪くても言葉にできない、伝えられない人もいます。そのため、私がもう一つ心掛けていることが、日々しっかりとご利用者を観察して、小さな変化も見つけること。ご利用者と丁寧にコミュニケーションを取り、細かな体調の変化や違和感にも気付き、対処できるような支援を目指していきます。

Message

求職者学生の皆さんへメッセージ

障がい者支援というと、「難しそう」というイメージを持つ方も多いようですが、当法人は私みたいな未経験の新卒者でも丁寧に指導して頂いて、資格取得のサポートもして下さいます。それに何より、ご利用者の「できることによる喜び」を間近で見ることができ、やりがいも大きな仕事です。毎日、発見・発見の連続! ご利用者だけでなく、私自身も成長できる職場です。

中谷衣利