
※参加者プロフィール
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北條 優
第2シルバーコースト甲子園・課長
生活相談員
2005年入職
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櫻尾 和也
シルバーコースト甲子園・副主任
ケアマネジャー
2016年入職
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雷 きらら
第2シルバーコースト甲子園
介護職員
2019年入社
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宗圓 思穂
シルバーコースト甲子園
介護職員
2021年入社
━━今回集まって頂いた4人には、「実際に働いてどうなのか!?」というリアルなところをフランクにお話してもらおうと思います。まずは、それぞれ自己紹介と「ココが働きやすい!」と感じるところを教えてください。
北條
私は、第2シルバーコースト甲子園で生活指導員をしています。この中で一番「円勝会歴」が長いんですが、働きやすさとして実習生の時からずっと感じているのが、 “人間関係の良さ”。こんな人たちと高齢者支援していきたいなと思って入職し、それから16年以上。これだけ長く続けられているのは、良好な人間関係や仲の良さが大きな理由の一つだと思っています。
櫻尾
私の場合は同じ業界から転職して、現在はシルバーコースト甲子園でケアマネジャーとして活動しています。私も人間関係の良さは、円勝会の自慢の一つだと思いますね。前職も高齢者施設だったのですが、たまたま研修で当法人に訪問した時、みんなが話している雰囲気がとても良かったんです。だから、転職する時はココに!と決めていました。他の施設や法人を見ているからこそ、北條さんが言うような人間関係の良さが働きやすさにつながっていると実感できています。
雷
本当にそうですね!私は新卒で入職して3年目ですが、先輩や上司がみんな優しく丁寧に指導して下さいます。現在、第2シルバーコースト甲子園で介護職として働いていますが、自分の居場所があって安心して働ける場所ですね。職場の人間関係については、社会人になる前から不安があったんですが、知人が円勝会で働いていて、「ここなら大丈夫だよ」と勧めてくれたのがきっかけだったんです。
宗圓
そうだったんですね!確かに就職先を選ぶ際に気になる点ですよね。私は、櫻尾さんと同じシルバーコースト甲子園で介護職員をしていますが、2021年に入職したばかりなので、皆さんが仰っていた人間関係の良さや温かい雰囲気は、本当にありがたいですね。それに新卒や若手など関係なく、「どう思う?」と意見を聞いて下さるので、自分のアイデアも発信しやすく、そこも働きやすさにもつながっています。利用者さんにも、“自己決定”や“尊厳”といったことを重視してケアしているので、かかわる全ての人に対してそういった考えがあるんだなと感じています。
北條
どんな業界でも、悩み事は多くは対人関係。だからこそ、それが良ければ働きやすいし、勤続年数も長くなるんだと思いますよ。


━━なるほど!やっぱり人間関係って大切ですよね。入職後、最初の人間関係といえば、『チューター制度』も取り入れているんですよね?
北條
はい、そうですね。ベテランと若手の2人で、最低半年間、一人の新人さんをサポートしていく制度です。チューター制度はここ数年でできたものなんですよ。
宗圓
今まさにチューターの先輩方についていただいています!勤務後に2週間に1回くらい面談していただき、こういうことに悩んでいるとか、こんなことあって嬉しかったとか、全然関係ないことも話して、コミュニケーションを深めてもらっています。
雷
私は逆に、現在チューターの方を担当しています。自分も新人の時にチューターについてもらったので、その時にもっとここを聞いておけば良かったなと思ったことを伝えたり、サポートされて助かったことを実践したりするようにしています。
櫻尾
私が最初入職した施設は、当時そういったチューター制度みたいなものはなくて、大変でしたね。ホントにうらやましい(笑)
北條
確かに私もうらやましい(笑)。人材育成には本当に力を入れていて、チューターは決まっているけど、全体で気にかけてフォローしています。だから、単に新人教育はチューターに任せっきりといったものではないんです。研修もいろいろ用意していますので、職歴が上がっても続けてスキルアップできますよ。


━━では、ワークライフバランスについてはどうですか?
北條
おっ!この質問来ましたよ櫻尾さん!
櫻尾
(笑)。この話題をお話ししたかった!円勝会は、なんといっても時間の融通が利きやすいんです。特に子育て世代だと、お子さんの都合で勤務時間を変えたいときなど臨機応変に対応してくれます。産休・育休から復帰する方も多くて、そういった方が続けて働けるようなサポートをしているんです。
北條
男性の育休取得実績はまだありませんが、積極的に取ってもらいたいと思っています。実績があれば次の人も取りやすいし、制度だけでなく取りやすい環境や雰囲気が定着してくると思います。取りにくい雰囲気はつくりたくないですからね。
櫻尾
その通りです!取りやすい雰囲気が大事。
雷
そういう雰囲気、すごくありますよね!育休明けで戻って来られた女性の先輩社員が、お子さんの急病でお休みになっても、「みんな助け合いやから大丈夫よ」って周囲が声を掛けているんです。その先輩も、このサポートがとても助かっているって仰ってました。
宗圓
私が勤務するデイサービスでも、お子さんが学校などで体調を崩したときには、「こっちは大丈夫だから、子どものそばにいてあげて」と周りが声を掛けて、早退を勧めています。もうすぐ育休から復帰される先輩もいますし、そういった事例を間近で見ると、自分が将来家庭を持った時にも働きやすいんだろうなと実感できますね。
櫻尾
職員同士の交流の面では、地域のソフトボールの大会には毎年参加しています。参加する人はお休みをもらったんですが、シフト調整もみんな快く受けてくれ、法人の方でも対応してくれるので休みも取りやすいですね。試合の方は残念ながらなかなか結果はついてきませんけど(笑)。
北條
あと、クラブ活動ではアームレスリング部も活動していて、櫻尾さんと私も所属しています。その大会も周りに協力してもらってシフトを調整し、休みを取って参加しています。
櫻尾
ユニフォームも作ってもらったんですよ!マラソン好きの人のために大会用のユニフォームもあります。理事長がこういった趣味も応援してくださって、釣りやサッカーなどもみんなでやる計画があります。
雷
へえ!お2人がアームレスリング部って知らなかった!みんな趣味も楽しんでいる感じですよね。
宗圓
デイサービスの方では、女性の職員さんが多いので、子どもさんも参加できるバスツアーを企画したり、女子会というテーマでご飯に行ったりしています。そういったイベントで、新入職員と他の職員との距離も縮まるみたいですね。
櫻尾
自由参加ですが、各施設で「親睦会」という集まりがあって、そこで積み立てたお金で定期的にみんなで美味しいものを食べに行くんです。年末には大きなホテルの会場などを貸し切ってイベントを開催し、食事を楽しんだり、ビンゴ大会やアームレスリングも(笑)。毎年、結構盛り上がるんですよ。



━━職員同士の交流にも力を入れているんですね。楽しそう!でも、介護の現場って体力的に大変そうですが、その辺は正直なところどうでしょうか?
北條
身体的なことでいうと、円勝会は『ひょうごノーリフティングケアモデル施設』に認定されていて、「持ち上げない介護」っていうのを目指しているんです。福祉器具を使って移乗をするので、だいぶ身体的には楽になったよね?
雷
はい!めちゃくちゃ助かっています!!私もともと腰痛を持っていたので最初は大変だったんですが、今は抱えることがほとんどなくて、全く違いますね。
北條
福祉用具を使って、「持ち上げない、引きずらない、抱え上げない」ということを徹底して行いました。最初はいろんな職員にアンケートを取って調査し、負担の大きい業務の優先順位を決めて福祉用具を導入していったんです。3年くらいかかりましたが、職員たちの身体的負担もかなり軽減されましたよ。
櫻尾
シルバーコーストやたつの市の施設でも現在このプロジェクトを進めていて、認定取得を目指しています。法人全体で、職員の負担を減らす取り組みに積極的なんです。
━━それは介護のイメージが変わりますね!では、最後に求職者に向けて円勝会のアピールをお願いします。
雷
この福祉用具も大きなアピールポイントだけど、やっぱり人間関係の良さが一番のアピールポイント! 仕事だから大変なこともあるけど、精神的にしんどいってことは今まで一度もありません。ちょっと落ち込んだりしても、「どうしたの?」「何かあった?」と皆さんが気にかけてくれるんです。
宗圓
雷さんと同じように、しんどいことがあっても周りの人が支えてくれるので助かっています。利用者さんの困りごとや普段のご様子とか変化に気づくのがこの仕事。それを職員同士もお互いに気付きあえるというところが、円勝会のスゴイところだと思いますよ!
櫻尾
こういった雰囲気を、ぜひ見学や実習で感じてほしいですね。実際、実習に来られて、その雰囲気や人間関係が気に入って入職される方が多いですよ。
北條
円勝会にはいろんな施設があって、それぞれカラーがありますが、共通しているのが人間関係の良さ。そして、人材育成やノーリフティング・ケア、ワークライフバランスの重視など、様々なサポートで働く仲間の笑顔を守っています。少しでも興味があれば、ぜひ見学に来てほしいですね。
全員
お待ちしています!
