スタッフの
想い
「人」のサービスだからこそ
全職員が質の高いケアを実現
私たち円勝会では、ノーマライゼーションと人権尊重の理念に基づき、専門的なサービスを提供することによってご入居者(ご利用者)一人ひとりが尊厳を持って、その人らしい安心のある生活が送れるよう自立を支援していくことを目指しています。
そのために私たちが大切にしているのは、専門性の高いケアができる“人材の育成”です。介護サービスは、人が人に提供するサービス。だからこそ、職員一人ひとりがスキルアップすることで、法人全体のサービスの質が高まり、ご入居者の豊な生活につながると考えています。
具体的な取り組みとしては、新人教育として6ヶ月から1年のチューター制度。これは新人1人に対して2人の先輩職員が付いて指導していくという取り組みです。これによって、経験の浅い職員も、しっかり技術と知識を身に付け、ご入居者に安心してケアを受けていただくことが可能となります。また、介護保険の必須研修だけでなく、接遇マナーや感染症予防、リスクマネジメント、AEDの使用法など様々な研修を開催しています。これらの研修は、動画などの記録で繰り返し学習し、全職員の共通理解のもと知識の習得を行なっています。
多様できめ細やかな事業展開で
一人ひとりに合ったサービスを
円勝会の大きな特徴の一つが、「地域に密着した多様できめ細やかな事業展開」を行なっているということです。終の棲家となる特別養護老人ホームも、従来型とユニット型を設け、ご自宅での生活を続けながらサービスを受けることができるデイサービスやホームヘルプ、ショートステイ、定期巡回随時対応型訪問介護看護など、一人ひとりに合わせた様々なサービスを提供しています。こういった多様な事業があるからこそ、デイサービスからショートステイ、そして特養へといった新たな介護サービスをご利用される場合も、愛着のある地域と通い慣れた施設で、ご入居者の精神的負担を軽減することができるのです。またご家族も、施設の雰囲気や考え方などを理解されている同じ法人内のサービスであれば、安心度も高まるのではないでしょうか。さらに受けるサービスは変わっても、各施設間でしっかりと情報共有を行なうことができますので、お一人お一人への質の高いケアが可能となります。
そしてもちろん、これらすべての人材育成が行きつく先は、ご入居者の“安心で豊かな生活”なのです。
『ひょうごノーリフティング・ケアモデル施設』として
皆さんは、「ノーリフティング・ケア」という言葉をご存知でしょうか? これは人の手ではなく、リフトなどの福祉機器を使ってご入居者の身体を車いすやベッドに移乗する介助方法のことです。福祉機器を適切に使うことによって、介護される側も介護する側も双方に負担が軽くなる介助方法なのです。
円勝会では、この「ノーリフティング・ケア」を積極的に導入し、2021年現在、兵庫県の『ひょうごノーリフティング・ケアモデル施設』の認定施設として複数の施設で研修を進めています。通常人の手で介助する場合、どうしても介護する側の体格で個人差が出てしまいます。そうすると介護される方々も不安に感じてしまい、筋肉が固まって自発行動もできなくなってしまうのです。しかしリフトを使うことによって、その緊張が和らぎ、寝返りなどの自発行動の幅も広がるなど、まさに「その人らしい生活」につながる取り組みとなります。
最期の時まで自分らしく
「ここで良かった」と思える看取り介護
円勝会の特別養護老人ホームは、すべての施設で終の棲家として「看取り介護」まで行っています。看取り介護ができる施設は、看護師の配置や24時間看護師に連絡が取れる体制など、様々な条件が必要となりますが、当法人はその条件をすべてクリアし、ご入居者がその最期の時まで自分らしい生活を営めるようケアしています。ご家族の方々からも、「病院ではなく、日頃よくしてもらっている職員の方々に見守られながらの最期で本当に良かった」という言葉をいただくことがあり、この看取り介護の意義を感じています。
この兵庫県の中でも、たくさんの介護施設やサービスが存在し、大切なご家族をどの施設に託そうかと迷われることでしょう。
私たちが提案するのは、できる限り様々な施設に実際に足を運んで比較して頂きたいということ。そして、担当者の対応や施設の考え方、施設の雰囲気など、
きれいなパンフレットやホームページではわからない部分を実際に見て、感じていただくことをおすすめします。
円勝会でも、介護全般のお悩みなどから気軽にご相談していただくことができますので、ぜひその比較検討の一つにして頂けると幸いです。